日本ではまだ銀聯カードの種類は少ないです。

現在のところは三井住友カードと、三菱UFJニコスカードくらいでしょう。

三菱UFJニコス銀聯カードは、海外で使うとお得になります。

海外の銀聯加盟店で利用すると、ポイントが2倍となるのです。

中国でクレジットカードを使うよりも、三菱UFJニコス銀聯カードの方がお得になりそうですね。

中国に行くならおすすめです。

ただ三菱UFJニコス銀聯カードはショッピングのみとなり、キャッシングは利用できません。

そして暗証番号は6ケタとなります。

こちらは三井住友銀聯カードと同じになっています。

他のカードの暗証番号の多くが4桁なので、下記サイトで暗証番号についてしらべることをおすすめします。

http://www.nextbrands.net/

また、気を付けたいのは三菱UFJニコス銀聯カードは、MUFGカード会員でないと発行ができないことです。

三菱UFJニコス銀聯カードのみでの発行はできなく、MUFGカードの追加で発行できるカードという位置づけになっています。

MUFGカードでも法人カードや提携カードでは、発行できないことがありますので確認しておきましょう。

対象のMUFGカードがない場合は、まずはいずれかのMUFGカードに申込みをして、同時に銀聯カードにも申込をしてください。

世界中で銀聯の勢力はますまる加速しています。

日本でも発行できる銀聯カードが、これから増えていくかもしれません。

近年は中国の富裕層が、海外旅行を楽しんでいます。

日本にもたくさんの中国人観光客が訪れています。

今は観光地やデパート、ホテルなど、どにも中国人観光客と出会うほどです。

富裕層が海外に行くようになったのが、銀聯カードが世界的に広まった理由です。

中国では現金の持ち出し金額に制限があります。

日本円にすると、最高で38万円ほどしか持ちだすことができないこともあるのだそうです。

海外でショッピングをしたら、38万円なんてすぐになくなってしまいますよね。

特に中国の方は、爆買いで有名です。

家電、化粧品、医薬品、食品などとにかく買う量が多いので、現金だけでは足りないと思われます。

そこで登場するのが銀聯カードです。

銀聯カードがあれば、現金を持っていなくてもショッピングができます。

銀行口座に残高があればいくらでも使うことができますから、銀聯カードで爆買いも可能ということになるのです。

銀聯カードは中国だけでなく、海外のATMで現地通貨を引き出すこともできます。

海外に持ち出すお金が限られていても、それ以上現金が必要になることもあるでしょう。

そのときに銀聯カードで現金を引き出せば良いのです。

しかも現地通貨が引き出せますので、両替も不要で便利です

中国人のお財布代わりとなっている銀聯カードは、日本でも発行されています。

日本でわざわざ銀聯カードが必要になる場面は少ないでしょう。

しかし中国に旅行や仕事で訪れることがあるなら、銀聯カードがあると便利です。

中国ではクレジットカードも使えますが、VISAやJCBなどよりも銀聯が使える場所の方が多いです。

日本で銀聯カードを発行しているのは、三井住友VISAカードになります。

三井住友銀聯カードは、18歳以上であれば申込が可能です。

大陸とパンダのデザイン(中国らしいですね)があり、どちらかを選ぶことができます。

ただ通常のクレジットカードと違う部分がありますので、注意をしてください。

三井住友銀聯カードはショッピング専用のカードとなり、キャッシングができません。

そして実店舗専用のカードとなります。

通信販売などの決済用に使うことはできなくなっています。

また暗証番号は6ケタとなります。

普通クレジットカードの暗証番号は4桁なのですが、銀聯カードは00+暗証番号の6ケタとなりますので注意が必要です。

日本でも銀聯カードに対応している店舗なら利用ができますが、暗証番号が入力できないシステムの店舗では決済できなくなっています。

銀聯はクレジットカードではなく、デビットカードが主流となった理由は、中国という国にあると思われます。

中国は大変広く、人口も多い国です。

すべての人が裕福とは限らず、貧しい人たちも少なくはありません。

クレジットカードですと返済能力がないと、審査に通過することが難しくなります。

中国ですとクレジットカード審査に通るのは、ごく一部の富裕層のみとなってしまう可能性があるのです。

デビットカーの銀聯なら支払いは自分の口座からとなりますので、発行元が返済してもらえずに困る…ということはなくなります。

決済口座を持っていれば、簡単に発行ができるというわけですね。

そして中国の国民性もあるでしょう。

中国の方々をけなすつもりはないのですが、社会的なマナーはあまり良くありません。

そのせいかクレジットカードを使っても、期日まで支払わなければならないという思いが少ない人が多いようです。

利用金額を踏み倒しても気にしない…という人ばかりでは、クレジットカード会社はやっていけませんよね。

クレジットカードを発行するのはリスクが高すぎるとして、デビットカードの銀聯が普及したと言われています。

中国は民主主義ではありませんし、国民が多く教育が行き届いていませんので、致し方ない部分があるでしょう。

銀聯はクレジットカードの国際ブランドの一つです。

しかし正確にいうと、クレジットカードではありません。

どういうこと?!と思いますよね。

実は銀聯カードは、クレジットカードではなくデビットカードなのです。

クレジットカードとデビットカードの違いを簡単に説明しておきましょう。

クレジットカードでショッピングをした金額は、いったんクレジットカード会社が支払ってくれます。

1か月分をまとめて請求をして会員に支払いをしてもらう、後払い式となります。

デビットカードはショッピングをすると、決済口座から即座に利用した金額が引落となります。

クレジットカード会社がいったん負担をすることはなく、利用者が現金ではなく銀行口座から支払うという形になります。

そのため銀行に口座を開設して、キャッシュカードに銀聯が付帯してくる形になります。

年齢などの条件をクリアしていれば、比較的発行が簡単です。

クレジットカードのように難しい審査を行わなくても、発行してもらえるでしょう。

この手軽さもあり、銀聯の発行枚数が劇的に増えているのだと思われます。

決済方法は違いますが、デビットカードもクレジットカードと同じように利用が可能です。

世界中で銀聯に対応しているところあれば、問題なく利用することができます。

クレジットカードの国際ブランドといえば、長いことVISA、JCB、マスターカード、アメリカンエクスプレスカード、ダイナースクラブとされていました。

しかし現在もう一つ追加されている国際ブランドがあります。

それが銀聯(ぎんれん)です。

銀聯カードは、中国で生まれた国際ブランドです。

銀聯が出てくる前はアジア系の国際ブランドはJCBしかありませんでしたが、今ではJCBをしのぐ勢いで世界中を席巻しています。

銀聯カードの発行枚数は、2015年の時点で45億枚だと言われています。

2007年の時点では13億枚ほどだったそうですから、8年ほどで約3.5倍も発行枚数を増やしていることになります。

かなり驚異的な数字ではないでしょうか。

中国の経済成長が急激に進んでいるという証拠になるかもしれません。

近年は中国人観光客が増えていることから、日本でも銀聯カードに対応している店舗が多くなりました。

ドラッグストアやスーパーなどのレジでも、銀聯マークを見かけることが多くなりました。

銀聯カードが使えると中国人観光客を取り込め、利用してくれる金額も高くなります。

売上をあげるためには、日本でも銀聯カードに対応する必要があるということですね。